「真面目に、責任を持ってやり遂げなければ」
その想いが強ければ強いほど、私の心の「器」には、気づかないうちにヒビが入っていました。
誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまう。そんな夜を過ごしているあなたへ。
私が適応障害と診断されるまでの流れを、ありのままに綴ります。
私が適応障害と診断されるまでの流れ
「今しんどいな」
「余裕がないな」
と感じてる方がいらっしゃればご自分の環境や心境と照らし合わせて呼んでいただければ何かしらの参考になると思います。
1.私の器の水が音を立てて溢れるまで(時系列)

立ち止まるまでの経緯を、時系列で振り返ります。
・半年前〜(蓄積期): 3人の手帳を持つ家族のケア、両親の介護、仕事のトラブル。
重なる家族のケアと、変わりゆく仕事
5人家族のうち、妻と子供2人の計3人が障害手帳を持つ我が家。
平日は妻が奔走し子供たちの面倒を見てもらい私は仕事に邁進していましたが、母の介護や父のサポートも重なり、心身ともに「余白」が消えていきました。
仕事でも業務増加に伴うトラブル対応が増え、残業や休日出勤が日常化していきました。
• 2月〜3月(加速期): 決算期の激務と、想定外の昇進辞令。
年度末の激務と「想定外の昇進」
決算期の業務激増に加え、頼りにしていたメンバーが契約終了で去っていく人手不足。そんな最中に言い渡された昇進の話。本来なら喜ぶことですが、私をさらに追い詰めました。
• 3月中旬(葛藤期): 経験不足の焦りと、部下への申し訳なさによる自己嫌悪。
自己嫌悪のループ
経験のない部署での業務。知識豊富な部下の邪魔をしているのではないかという不安。古巣の仲間を助けられない罪悪感。会議に出ても理解できない自分に、「できない、情けない」と自分を責め続ける毎日でした。
• その日曜日(臨界点): 思考が真っ白になり、心のシャッターが降りた瞬間。
日曜日の夜、ついに頭が真っ白になりました。パズルのピースがバラバラになったように、何も考えられない。その翌朝、私は上司に「しんどいです」と正直な思いを伝え、心療内科の門を叩きました。診断は、適応障害でした。
自分で自分を責める
業務増加による残業や休出によって休む暇が文字通り無くなりました。
また、せっかくの休みでも仕事のことを考えてしまい気が休まることがありませんでした。それでも責任感を持って体力的にはしんどくてもある意味承認欲求は満たされていたように思います。
しかし、まったく畑違いの部署異動となり今まで築き上げたものが意味をなさない。
さらに、部下のほうが業務は詳しく会議に参加しても分からないことだらけ…
周りから責められたことはない。自分で自分を責めていきました。元部下達が苦しんでる職場を離れるのも私の精神を削る要因となっていました。
常に自分を責めて責めて。
ついに私は頭が文字通り真っ白となりました。
「立ち止まる」という勇気ある選択
診断を受けた私は、会社と話し合いを重ねました。
保険医や人事との面談で、「今のままでは職務は果たすことは出来ない」「以前と同じようには働けない」と、自分の弱さをさらけ出しました。
新しいことや人の管理への苦手意識を認めるのは勇気がいりましたが、会社は特休の活用や半日勤務という道を用意してくれました。

半日勤務で見つけた「早めのサイドFIRE体験」
4月に入り、私は午前中だけ働き、午後は家族との時間や家のことに充てる「半日勤務」を続けています。
実はこの生活、私が目標としていた「サイドFIRE」の姿そのものでした。
13時に仕事が終わると、そこからは私の「さんじの時間」が始まります。
・家事の分担: 食器を洗ったり、家の掃除をしたり。妻に任せきりだったことを自分の手でする喜び。
・子供との時間: 学校から帰った子供と公園へ行き、宿題を見る。以前の私なら「疲れているから」と後回しにしていた時間が、今は何よりの宝物です。
・心の静寂: 昼下がりの公園を歩きながら、川のせせらぎを聞くような穏やかな心持ち。背伸びをせず、「自分は自分、他人は他人」と思える心の平穏を取り戻しています。

最後に:器に「優しさの水」を注いで
現在、半日勤務という勤務対応となります。(有休)
今の雇用形態のままではずっとは続けることはできませんがこの今のこの経験は必ずサイドFIREにつながっていると思います。
半日勤務を続けて気づいたのは、「自分は思った以上に無理をしていた」ということです。昇格や責任という言葉に縛られ、自分を大きく見せようとしていたのかもしれません。
今の私は、適度に社会と繋がりながら、家族との時間を大切にする「この生活」をずっと待っていたのだと感じています。
もし、今これを読んでいるあなたが「もう無理かもしれない」と思っているなら。
どうか、立ち止まることを恐れないでください。背伸びをやめたとき、そこには今まで見落としていた「優しい景色」が広がっているはずです。


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